すでに起こった未来
『すでに起こった未来』は、当時1994年に起こっている変化から未来をどの様に推測するか、が書かれている。
- 作者: P.F.ドラッカー,P.F. Drucker,上田惇生,林正,佐々木実智男,田代正美
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1994/11/01
- メディア: 単行本
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俺は、
・2009年の今読む本ではない
・経済学の歴史の話が多いので分かりにくい
・言っている事が上流(悪く言えば、偉そう)すぎる
の理由で、この本がそんなに好きじゃない。
でも、さすがにドラッカー。いい言葉もありました。
時間当たりの生産量、あるいは賃金1ドル当たりの生産量など、肉体労働者の生産量を評価する基準は、意識労働者に適用してもまったくの意味をなさない。売り物にならない製品の設計図を迅速かつ勤勉に、かつ見事に作り出して行く設計部門ほど、無駄で非生産的なものではない。知識労働者の生産性とは質である。しかし我々はいまだ、質なるものを定義することすらできていないのである。
→会社、社会への貢献を軸から外れている仕事をしても無駄だと言う事か。。。。貢献を意識しようと思った。
人間は意識的な進化が可能な唯一の動物である。すなわち人間は道具を発明する。
人は、一つの言葉だけをコミュニケーションすることはできない。言葉とともに、人がついていく。