晏子 新三河物語

10本借りたDVD気合いで全部見ることができた。今日なんて3本も見たんだけど、さすがに一日3本はやりすぎたと後悔している。やりたいことが何にもできないで一日が終わってしまった。
一日一本を上限にしよう。。。



以下、本メモです。

晏子
晏弱とその息子晏嬰についての本。主役は晏嬰だけど、宮城谷らしく親の代から書かれている。
晏嬰は貧弱な体の持ち主で将来が心配されていたが、幼い頃から本を読むことが好きな子で自分の考えをちゃんともっていた。父晏弱の死後、徹底的に喪に服していたことで有名になった。また、常に社稷を第一に考えて諫言を行い、斉に於いて絶大な人気を誇り、君主もそれを憚ったという。のちに名宰相と言われる様になり、この時代の1、2位を争う程である。
自分自身は、贅沢は一切せず肉が食卓に出てくることが稀だったという。

晏子〈上〉

晏子〈上〉

126 幾つになっても、人は成長できるものだと 新鮮な感想を持った。
327 人は反省すべき時に反省せぬと、いつまでたっても賢くなれぬ
晏子〈中〉

晏子〈中〉

92-93 無益かもしれないが、無意味ではない
無益はことは、かならずしも無意味ではない。むなしいと思われることに、真剣に取り組むことによって、かえってその人の純粋さが、如実にあらわれることがある
晏子 (下)

晏子 (下)



三河物語

新 三河物語〈上巻〉

新 三河物語〈上巻〉

徳川家康の本です。家康って今川義元の下にいたの初めて知った。『鳴かぬなら、鳴くまで待とうほととぎす』って言葉の意味がよく分かります。ほんと我慢して我慢して我慢していたんだんと感じた。
家康は幼い頃からの環境のせいで、我慢と忍耐に努めることができた。
農業国に産まれたので、人が万能であるという思考をもたなかった。穀物は、多くの人が植え付け、多くの人が取り入れるという協力の風景を幼い頃から見てきた。
なので、家康は自分一人でできることに限界があると考えていた。そして、この経験から一人ではなくみんなで力を合わせるという考えを持つ様になった。

47 人が頭を下げる時は、得があるからである。