クラウドの衝撃

クラウドについて、技術的な視点だけではなく、ユーザの視線に合わせて分かり易い言葉で説明してある本だと思う。

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった

クラウドについて初めて読む人にお勧めの本です。

また、私がこの本を読んで興味を持ったことは、クラウドだけではない。
クラウドは、ツールであり、目的ではない。クラウドを利用して、主にアメリカを中心としたIT企業のほとんどが打倒マイクロソフトを掲げている点が面白い。


ITについての歴史を学び、その上で未来を自分で予想したいと思った。
今は、打倒マイクロソフトの時代だが、5年後は、王者がグーグルになり、打倒グーグルになるのではないかな。とかね。


クラウドの理解とともにIT業界事情についても理解できる良書だと思う。

これから、クラウドが世の中の常識となるか、過去だけの流行り物になるか楽しみです。