ローマ人の物語5 ユリウス・カエサル
ずっと前に読んだ本のメモ。
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/04/01
- メディア: 単行本
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英雄とはどういう者か?
カリスマ性があるとはどういう事か?
完璧な生き方などない!
を感じることができる。これを言葉で表現することのできない自分の文才に腹が立つ。
この中で、カエサルの借金の考え方がすごい!
”借金とは、小額だと返す側の負担になるが、多額だと返してもらう側の負担になる!”
この言葉読んだ時『確かに!』って共感した。
また、カエサルはとてもモテたらしい。これも俺を魅了する理由の一つです。愛人も全力で愛し、その愛人の為に借金してでも豪華な物をプレゼントする。こんな男になりたい!
また、何年後かに読みたい本の一つ。
カエサルの言葉
ー、何にもまして私が自分自身に貸しているのは、自らの考えに忠実に従う事である。(70p)
カエサルはこの考えを敵味方問わず、適応している。敵が自らの考えに忠実に生きていたら、許すこともしている。
ー、人間は自分が見たいと思う現実しか見ない。(189p)
言い方は違うけどたくさんのビジネス本で言われている言葉。視野を広げるためにもっともっと読書して、吸収しないと!
ー、女とは、理によったのではなく、自分の女としての魅力によったと信じるほうを好む人種なのである。(193p)
ー、文章とは用いる言葉の選択で決まる(219p)