現代の経営

5月も1/3が過ぎました。25冊読むと目標を掲げておきながらまだ2冊しか読んでいない。ちょっとやばい。これから2/3は読書時間の確保を最優先しないと。


ドラッカーの『現代の経営<上>』です。今まで読んだドラッカーの本の中で一番読みにくかった。原因は、実務についていないので実感が湧かないことだと思う。
また、経営者やある程度の地位にいる人向けに書かれていることも読みにくいことも挙げられる。まだ、入社して1ヶ月も経っていないからな〜。

新訳 現代の経営〈上〉 (ドラッカー選書)

新訳 現代の経営〈上〉 (ドラッカー選書)

生産性とは『最小の努力で最大の成果を得るための生産要素間のバランス』で定義される。


われわれの事業はなにか?を知るためには、
1、顧客はだれか
2、顧客は何を買うか
3、顧客は何を価値あるものと考えるか
4、われわれは正しい事業にいるか、事業を変えるべきか
の4つを問わなければならない。


事業の目標とは、
1、事業にかかるあらゆる活動をいくつかにまとめること
2、こうしてまとめたものを現実と照らし合わせること
3、必要な行動を明らかにすること
4、意思決定の過程においてそれが正しいかどうかを評価すること
5、行動の結果を分析し、仕事で改善できるようにすること
の5つを可能とするものでなけらばならない。


市場における地位について目標を設定するために、
1、何が自分の市場であるか
2、誰が顧客であるか
3、どこに顧客はいるか
4、何を顧客は買うか
5、何を顧客は価値として見るか
6、顧客の満たされていない欲求はなにか
を知る必要がある。


オートメ化は、大量生産システムが、統一された部品の生産と、それらの部品の多様な製品への組み立てから成るものであるということが理解され、そのように組織されて初めて実現する。


アンドリュー・カーネギーの墓銘『己より優れたる者の助けを得る技を知れる者ここに眠る』


優れた組織の文化は、個人の卓越性を完全に発揮させる。人の強みではなく弱みに焦点を合わせ、できることではなくできないことを中心に組織を作ることほど、組織の文化を破壊してしまうものはない。


リーダーシップが発揮されるのは、人格においてであり、多くの人の模範となり真似されるもの、人格だからである。